知っているようで意外に知らないイソフラボン
日本人の健康長寿の原因は何であろうか?と外国の研究者が不思議に思い調べていく内に、大豆ではないだろうかと気づき、さらに調査した結果、驚くほどの健康効果があることが明らかになりました。
米国ではガン予防の最有力食品として大豆、つまりイソフラボンを掲げる程になりました。
それまで大豆に対しては家畜のえさとしての評価でしたから。
現在の日本においては、食の欧米化が進み、食事の楽しみや栄養面での利点を得た半面、大豆食品を食べる機会が減ってしまいました。時を同じくするように生活習慣病が増加しているのも皮肉なことです。しかし、かといって昔の和食に戻る事もできないのも事実です。
そのイソフラボンを含むパンが作れないかと考え、試作を続け、更年期障害に苦しむ身近な人に食べてもらいました。その結果、見事に症状の改善をすることができました。
1. PMS、更年期障害を軽くする!
女性ホルモンに変調をきたす月経前や更年期は心身に不調が表れやすい。イソフラボンはPMS(月経前症候群)の不安感や頭痛、更年期障害のほてりの症状などを改善する(下記グラフ参照)
※44~74歳の女性58人を2群に分け、一方にイソフラボン40mgもう一方に偽のサプリを4週間飲んでもらった。ほてりの症状を訴える人の割合はイソフラボンを摂ると低くなった。
(データ:biof Faciors/22.221.228.2004)
⇒このグラフから更年期のほてりがなくなることが実証されています!
乳がんを予防
乳がんの発症率は欧米で高く、アジアでは低い。
国内外の研究によって、食品から摂取するイソフラボンの量が多い人や、大豆の摂取量が多い人は、乳がんにかかりにくいことが判明。
骨を強くする
イソフラボンは、閉経後の骨密度の減少を抑える。2005年9月に発表された中国の更年期女性2万4000人を対象にした調査では、大豆の摂取量が多い人は骨折しにくいことも明らかに。
2. 美肌になる!
滑らかで弾力のある肌を保つのに女性ホルモンは欠かせない。30代後半からの女性ホルモンが低下するのに伴い、肌は弾力を失いシワができる。
イソフラボンは不足した女性ホルモンを補い、潤いやハリ、弾力を取り戻してくれる。
動物実験では、シミのもとになるメラニンの生成を抑える作用も確認されている。
女性26人(30代後半~40代前半)を2つに分け、イソフラボン40mg、又は偽のサプリを3カ月間のんでもらった。イソフラボンの摂取群は肌の弾力がよくなり、シワが増えるのも抑えられた。
(データ キッコ―マン)
3. ダイエット効果
更年期以降は、コレステロール値が上がり、太りやすくなる。
イソフラボンはコレステロールの代謝を促して、体脂肪を溜まりにくくする。
更年期障害が軽くなったと実感するにはどのようにすればよい?
まず、毎日イソフラボンを40ミリグラム程度摂る事。それを1カ月間続けること。
イソフラボン含有のパンを食べることで自然に摂ることができます。
そして楽しいことを考えて過ごすことです。
もともとイソフラボンは納豆や豆腐、豆乳などに含まれていますが、いづれもイソフラボンを摂る事を目的にした食品ではありませんので、効果が感じられるだけのイソフラボンを継続してとることは容易なことではありません。
更年期障害は病気ではありませんので一定期間がすればなくなりますが、お仕事などに携わる女性にとっては、忍びがたい症状でもあります。私の妻も重い更年期障害に悩んでおりましたが、おかげで病院での治療や薬に頼ることなくイソフラボン入りのパンを食べることで普通に仕事を続けることができました。(治療中の方は医師の指示に従ってください)
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(有)ベーカリーミキ 075-581-2220 三樹まで